マニフェスト

東京には、住んだ人にしか見えない景色がある。

観光地でも名所でもない、ただの帰り道。公園で遊んだ夕方。土手の上から見えた、向こうの城。

それは、写真集に載らない。ガイドブックにも書かれない。検索でも出てこない。誰かに話すほどのことでもない。

けれど、その景色はたしかに、その人の中に残っている。
東京に住むということは、そういう小さな景色を、毎日少しずつ集めていくことかもしれない。

東京故郷は、その景色を残す場所です。

観光のためでも、移住のためでもなく、ただ「あった」ものを、なるべく丁寧に残す。

写真は、生活者の眼で。
言葉は、短く、湿度を残して。
実体験と想像の境目は、あえてぼかして。

遠くから東京を眺める人にも、いつかここに住みたいと思う人にも、もう離れてしまった人にも。

東京を、あなたの第二の故郷に。

— 東京故郷 編集部